美容医療と化粧品
「お肌はミルフィーユ」
お客様に説明する際、昔から多用している比喩表現。
女子はスイーツ好きが多いからわかりやすいかな。と思って。
もしくはミルクレープ。
表皮の構造は上から角質層、顆粒層、有棘層、基底層で構成されており、角質層の上には皮脂膜がのっかっています。
角質層の中はセラミド。
その更に下は皮下組織。にコラーゲンやらエラスチン。
ミルフィーユのようでもあり、ケーキのような皮膚構造。
皮膚は私たちを外敵から守ってくれる人体最大の臓器。
そんな皮膚に必要な事は「美容医療」なのか「化粧品」なのか。
どう考えても化粧品でなんとかなりそうなのは皮膚の表面くらいなものでしょう。
あとは角質層のセラミドとか。
でも化粧品の化学物質でそのあたりまで効かせることができているのかは謎です。
ただ、何もしないよりかはいいのではないでしょうか。
肌断中に化粧水など使用してみると化粧品の偉大さに気が付くんです。
化粧品はお肌に艶めきを与えるのは間違いありません。
ただ、化粧品は艶めかせるだけで、皮膚の状態を改善させるには効力が非常に乏しく、ある一定期間使用してみなければその商品の効力はさしはかれません。
皮膚の構造から考えれば、ダーマペンや水光注射のような物理的に肌の中に有効成分を入れてしまう方法でないと、皮膚自体になんらかの変化はもたらす事は不可能ではないでしょうか。
あとは荒治療的にダメダメの状態の皮膚をピーリングで少しはがしてターンオーバーを早めさせ、改善を図るというもの。
これらの治療はある程度の「勇気とお金」が必要になってきます。
皮膚をあえて傷つける荒治療ではあるので、多少リスクがある分リターンもあるといったところではないでしょうか。
さらなる奥深い部分に効かせるとなるとウルセラ、ハイフ、フラクショナルレーザーあたりが有効手段となるのではないでしょうか。
これらはさらなる「勇気とお金」が必要に。
これらの治療のあとであれば化粧品の効力を上げやすくなるのではないでしょうか。
荒治療ともとれるハイリスクな治療のあとに化粧品を使わないという選択は絶対うまれませんので、ハイリスク治療のあとは自ずと「良質な化粧品」や「効果が高い化粧品」を使用する流れになります。
自然とお金のかかる女となっていきます。
結果、「美容医療と化粧品はどちらも必須」だということになります。
ずっときれいでいたい人は、お金持ちの男子と結婚するか、自力でバリバリ働いて高給取りになるしかありません。
きれいの維持はきれいごとだけでは済まない現実とも向き合わなければなりません。
きれいでいることは案外大変。
ただ、「プチプラ」化粧品の成分を見極める目があれば、化粧品にかかる予算を圧縮しその分美容医療の方にまわせると思います。
化粧品についてもまたの機会にがっつり語ってみたいと思います。
肌断食後のここ2年間は、レーザー治療でしみを徹底的に取り去るという、物理的な除去法に没頭していたのですが、2年間でかかった金額たるや、計算するとかるーく50万超えていました(汗)
まあ、肌断食の2年半は1円も使用していませんから、ここ2年の経費は4年半の美容代ととらえることにします。
最近考えている方策は、肌断食に入る前に一回ピーリングをし、肌が整うまで有効成分を塗布し、整ったあたりから肌断食を開始する。というもの。
ちょっと実験してみたい。観察してみたい。
でも肌断食は観察のために、ある程度の期間が必要だし、その間なーんにもできないつまらなさがあるので、またの機会にしようと思います。
この乾燥する時期に肌断食は危険だし。
最近はアイメイクしかしていない状態なのですが、昔はお化粧をすると宝塚っぽい。とよく言われており、女子高時代もなぜか女子に非常にモテていたので、男っぽい顔がコンプレックスとなり美容にどっぷりはまってしまったオタク初期の話も語ってみたいと思います。
おたのしみに~
コメント
コメントを投稿